サイロム（チモン・ワチラウィット）は名門私立高校2年生で奨学生。しかし両親が多額の借金を残して他界し、人生の苦境に立たされている。生活費を稼ぐため、仕事も選ばずに懸命に働いていたある日、親友のオトー（ユーロ・タナセート）が名家のドラ息子ガンハン（パース・タナポン）にいじめられている現場に遭遇。ガンハンはことあるごとに怒りをぶつけてくるが、サイロムも引き下がらずに応戦し、事態はエスカレートするばかり。喧嘩に気づいたガンハンの祖母ギン（ポーン・ピムケー）は、孫の素行の悪さを正すチャンスだと感じ、サイロムをガンハンの家庭教師として雇うことを思いつく。最初こそ拒んでいたガンハンだったが、やがてサイロムを受け入れ友情も芽生えてくると、知らず知らずのうちに想いを寄せることに。しかし、そんな関係もスムーズにはいかない。サイロムの友人ガーイ（マーク・パーフン）とオトーは、ガンハン一派のナーワー（パウィン・クンカランヤウィット）やマックス（ジェイジェイ・チャヤコーン）と対立しているのだ。当のガンハンは学校のマドンナ：ピムファー（ウィウ・ベンヤパー）にも惹かれている。サイロムへの想いが抑えきれなくなるも、ガンハンはこれをどう乗り越えるのか。すれ違いが二人の愛を拒んでしまうのか。この切ない恋愛シリーズをお見逃しなく。